山歩きとリュック

山小屋泊りのリュックの中身は悩ましい問題です。




色々持って行きたいし、入れすぎると重いし、いつも「荷物を減らせ」と言われます。
もともと日帰りの山歩きが多くて、お弁当とお茶しか入れていないリュックを担ぎ慣れているので、
少し荷物が増えると「重たい!」でも食べ物は色々持っていきたいと悩んでしまいます。

9月に北アルプスに登った時のことです。

小池新道に入って間もなく、ひょっとしてテント!と思うような大きな荷物をしょった少し年配のご婦人がよたよたとのぼっておられて、すぐに追い越したのですが「大丈夫なんかなぁ?」と思ってしました。
台風の残り雨が降る一日でした。

結局私たちより二時間遅れで、鏡平の小屋に入ってこられたのですが、夕暮れ近くになっていました。

その帰り道です。
双六の小屋から相前後しながら歩いておられた私と同じ位のご婦人。
リュックは小さいです。
しばらくして暑くなったので、カッパを脱いで丁寧にリュックの中に、
またしばらくしてベストも脱いでこれもリュックの中に
衣類は丁寧に畳んできっちりパッキング、それ以外は500mlのペットボトルと
少しの行動食だけのようです。

水場があって、小屋泊りならこんな荷物でもいいのでしょうね。
「一年に一度は北アルプスの空気を吸わなくてわ」
とおっしゃていたその方は軽い荷物で、しっかりタイムを取って
予定通り歩いておられたようです。

一台乗り遅れたら二時間待ちになると最後は急いで歩いておられました。

それぞれの山、それぞれの荷物、私としてはなるべく楽に歩きたい。
歩くことを楽しみたい。

三俣蓮華から双六の小屋に戻るときにすれ違ったご高齢のご夫妻も
印象的でした。
道を譲ってあげたら嬉しそうにお礼をおっしゃって
「小屋まであとどれぐらいですか?」とお聞きになって、

「一時間はかからないのでは」と言ったらほんとにうれしそうでした。
ご主人が奥さまのペースに合わせて、ゆっくりの山歩きのようでした。

一人で元気に歩く山ガールにもずいぶん出会った今年の山歩きでした。

八ヶ岳レポはこちら


http://kamikouchi.okoshi-yasu.com/201110yatu/201110yatu.html

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